2008年09月22日

私が妄想した自民党が総選挙で勝つための総裁選戦略

 また新しい、日本の総理大臣が生まれる。
 歴史の勉強という面からすれば、甚だ迷惑な話だ。受験勉強のために必要以上に人の名前など覚えたくないからだ。今を生きる人間でさえ、「安倍」以外のアベを記す人が少なくない。新しい総理総裁を選ぶお祭りが、日本の未来にとって有益な「イベント」であれば喜ぶべきことなのかもしれないが、92代目の総理大臣は長くても数ヶ月、おそらく数週間が濃厚な現在とあっては、未来の学生たちは21世紀初頭の日本をどのように思いを馳せるのかの方が気がかりだ。とは言え、後期高齢者の方でさえ、100代目の顔を拝めそうな「勢い」であるのも確かだ。
 そんな風に思うのは、結果が明らかであると言うよりも、魅力ある候補がいないばかりか、国民の審判である来るべき総選挙に勝てると思える候補がいないからだ。

 福田が辞任を表明した翌日、自民党が総選挙に勝つには二人の候補が、効果的に出馬表明するしかないと考えた。

 その前に、これから記す候補よりも、自民党が与党であり続けるため(つまり総選挙に勝つ)には、田中真紀子の総裁がベストだったと思う。自民党の重鎮(そんな人が存在すればだが)が戦略的であれば、田中を孤立させたり、離党させることはなかったと思う。田中は精神的にムラがあるし、毀誉褒貶が付きまとう人だが、あのキャラクターや人の機微を嗅ぎ分分ける才は、選挙にとって欠かせない逸材だと思う。何度も記してきたとおり、小泉が選挙強かったのは、政策実行力と言うよりも人気によるところが大きい。しかし、小泉が最初に総裁選に勝ったのは、田中真紀子の人気によるところが大きかった。当時、田中が自身を産みの親と宣言した通りである。
 
 小泉は田中を外相から罷免した際に、支持率が一時的に下落したものの、後の選挙で圧倒的な強さを見せたため、未だに小泉待望論が根強い。しかし、実際は創価学会に支えられたからであり、「小泉だから」と言うより、表の小泉人気と陰で支えた創価学会の相乗効果により、大勝することが出来た。飯島秘書官による効果的なメディア戦略が功を奏し、全てが上手く回った結果だ。

 田中真紀子が総理大臣として、適任であるとは思わない。しかし、総選挙に勝つのが目的だとすれば、最適な総裁だと思う。離党した今となっては、床屋談義に過ぎないのだが、田中のような異端児を抱えきれない自民党に、未来があるとは思えない。失言を繰り返したり、一見小賢しいことを言ったり、ちょっと有名なタレントだったり、何れも小物過ぎてダイナミックな期待を抱かせる存在がいないのは、リソースが枯渇している証拠だ。
 政治家というのは国民に夢を抱かせる存在の人物が一定数いないと、「未来を託す」という気が起きないのだと思う。もちろん、自民党所属議員に限ったことではなく、政治家全員に言えることだ。とりわけ総理大臣には、知識が豊富であると言うことよりも、ポジティブな何かしてくれる(しでかす)存在でないといけないのだと思う。

 小泉の繰り返し叫んだ「構造改革」とか「郵政民営化」に、当時の閉塞した日本に風穴を空けてくれる期待を、多くの人が持っていたのは確かだと思う。以前記したように、度々批判してきた私のような者ですら、最初は期待していた。
 現在の総裁選を見ても小物揃いばかりか、何をするというメッセージが感じられない。何かを行おうとする場合、財源など政策を執行する上での裏付けなども必要だ。しかし、それ以上に、「どんな良いことがあるのか」と思いを馳せるメッセージを送ることが必要だ。
 民主党を支持する気など無いが、基礎年金の税方式化とか高速道路の無料化などは、実現の可否は別にしても、変化の予兆を期待させる。安倍、福田、現在の総裁候補を見ても、「良くなる」と言うより、他者を批判したりして、マイナス探しとか対処療法的な政策しか感じられない。更に見た目が冴えないから、目も頭も興味を抱かすことが出来ない。

 福田辞任翌日にあたしが想定した総選挙を戦える候補は、二人である。一人は小池百合子だ。もちろんただの小池ではなく、総裁選が始まる前に、小泉との婚約を発表するのだ。総裁選はクリントンよろしくというわけではないが、二人三脚で地方を巡回する。そして総選挙公示直前に、結婚式を挙げる。そして、豪華な披露宴に「落選候補」は列を成す。テレビは連日取り上げてくれるだろう。
 もう一人は、見た目のいい後藤田正純だ。水野真紀との結婚は総理への戦略の一つだと思っていたが、タレント活動を止めないのはタレントとしての価値を維持するため以外考えられない。自民党で、この夫婦以上に人を集める夫婦はいないだろう。後藤田「総理」夫妻が各地を遊説すれば、メディアでの注目度も抜群である。実際、今回の総裁選では与謝野を支援する役目を担っているが、未来を見据えての行動だろう。
 小池・小泉は何が起こるかわからない高揚感が、後藤田は見た目で興味を引く。

 全ては選挙の勝利のために。


 全く当たらなかったのだが、政治家に知性の必要がないことを知っているので、このオバカ二人組でも総選挙を戦えると信じているのは口外しない。
タグ:選挙 自民党
posted by KENKOU at 01:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | 更新情報をチェックする
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